CSIIDXを専コンでやって気づいたこと
ゲームセンターへ行けずに自宅で過ごす日々が続いています きっとこれからも続くことでしょう
あれこれやることを探して過ごしているものの、やっぱりIIDXをやりたい気持ちは誤魔化しきれません
しかし現状入手可能なDAOコンは注文が殺到しており、いつ届くかも解らない状況下で買えずにいました
そうした中、先日自室を掃除していたところ
7年前に買ったきりでほぼ全く使っていなかったIIDXの専コンとCSDJTが出て来ました
買った当初は鍵盤ハマり防止加工や皿離し加工をしてまで頑張る気満々でいたのですが、
いざプレーしてみてACと感覚が全く違ったのがすごく気になって結局すぐにやらなくなり、放置されっぱなしだったのを思い出しました
DAOコンもない状況だけどとにかく鍵盤が叩きたい、皿を回したい
そんな思いですぐさまPS2を起動し、問題なく動作することを確認してからプレーし始めると、
ACとの感覚の違いこそあれ、以前ほど違和感を覚えることなく快適にプレーすることが出来ました
三週間ぶりにIIDXが出来て心から満足しました
非常に前置きが長くなってしまいましたが、今回は専コンでやるCSIIDXを通して気づいたことを書いていきます
・キーストロークの話
一般的なハマり防止加工をした専コンは、ACやDAOコンのスイッチタイプのボタンと比べるとキーストロークがかなり浅くなる と思います
キーストロークが浅いため、ACと同じ感覚で押し込む手応えを感じることが出来ません
このキーストロークの浅さで個人的にネックだと感じたのが、八分同時譜面や所謂ガチ押し譜面がACと同じ感覚で押せない点でした
八分同時や三連符等のガチ押し譜面は、個人的には前腕筋を使って腕を振り下ろすタイプの押し方になる と考えています
ACの鍵盤だと腕押しするとしっかり押し込めている感覚があり、カチカチとスイッチ音が鳴ることもあって八分でしっかりリズムが刻めている手応えを感じることが出来ますが、
CSで同じ押し方をすると、正直押せているのか押せていないのか解らないような何とも言えない感覚で、ものすごく違和感がありました
(もしかしたらモニターの遅延の影響もあったかもしれませんが…)
逆にこのキーストロークの浅さが活きたな と思えることもありました
それは、ACの鍵盤と比べて脱力押しがかなりしやすかった点でした
キーストロークが浅い分、必要最小限の力で鍵盤が反応してくれるので、ACと比べると省エネ打鍵が出来たように思います
モニターや環境の違いこそあれ、16分や24分についてはACとほぼ遜色ないレベルで押せており、またプレー後の疲労感もACと比べるとかなり小さいように感じました
以上を踏まえると、専コンは発狂や長い16分を指の力だけで脱力して押す訓練にはかなり向くんじゃなかろうか と思っています
・判定の話
ここに関しては正直どう頑張っても現行ACとは乖離している部分があるとしか言えないと思います
(プレーしたことはありませんが環境がACに近しいインフィニタスでも遅延はあるらしいですね…)
判定調整ありきでも遅延を完全に克服することは出来ませんでした
個人的には先述した八分同時譜面で特に顕著に遅延が発生していたように感じます
ただ、ACと判定が違うからACにはCSの練習は活きない とは言えない部分もあると思います
CS主体で上手になったプレーヤーの方の受け売りでもあるのですが、
CSで身に付く力は「判定を掴みにいく力」だそうです
言い方を変えればCSやACでの筐体毎の判定に判定調整機能だけに頼らずに自分自身をアジャストしていく力が身に付いていく ということです
(勿論遅延の酷いモニターなら判定調整は必須ですが…)
CSでもACでもそこまで違和感なくスコアが出せる人は、おそらくこの力が成熟しているからこそなんじゃなかろうか と思います
・環境の話
立ち環境をガッツリ整える人や座り環境でやる人などプレー環境は千差万別だと思いますが
個人的に鍵盤と腕の位置がACに近い位置に調整出来ると比較的違和感なく快適にプレー出来るようになる と考えています
勿論立ち環境を整えるのがベストではあるのですが、座り環境でも工夫次第では違和感を克服出来る と思います
地べた座りや座布団の上でプレーするのだと腕の位置がコントローラと水平に近くなったり、或いはコントローラの位置が通常より低くなったりすると思うので
やや低めのレジャー用の椅子に座ってちゃぶ台くらいの高さの机にコントローラを置いてプレーするのが個人的にはACと打鍵感覚が近い ように感じました
腕をコントローラの位置よりやや高めにするのがミソです
もっと良い座り環境もあるとは思うのであくまで参考程度ですが…
7年前、IIDXを始めたての頃ACとの感覚の違いが嫌になりすぐにやめてしまったCSが
今になってこんなに楽しめるようになるとは考えもしませんでした
もう暫くは退屈せずに過ごせそうです
とはいえゲームセンターでIIDXやりたい気持ちも否定しきれませんが…
終わります