雑考録

IIDXその他に関する云々

脱力の要件

IIDX新作稼働からもうすぐ一ヶ月ほど経とうとしていますが、最近の気付きを書いていきたいと思います


IIDXにおける脱力の方法論的な内容です


僕自身あまり上手なプレーヤーではないので、正直的外れな内容になるかもしれませんがご容赦下さい…



◎脱力=正しい筋肉の使い方をすること という話


「脱力」という言葉だけ聞くと腕の力を抜いて指だけで打鍵することだと思ってしまいがちですが

実際は指だけじゃなくて腕の力も使わないとうまくいきません


言葉のイメージが先行しがちですが、僕は脱力は
「正しい筋肉の使い方をした打鍵、腕に無駄な疲労が溜まらないような省エネ打鍵」
だと思っています


では正しい筋肉の使い方とは何なのか について最近の気付きを基に書いていきます



・前腕や手首が熱張ったり疲労が溜まるような打鍵はあんまり良くない


まず間違った、というよりあまり効率的でない筋肉の使い方の話をします

かつての自分がしていた打鍵ですが、前腕の振り下ろしや手首のスナップだけに頼るような打鍵は正直あまり良くないと思っています


8分やガチ押しのような譜面は光らせやすいのですが、16分より速い譜面はこの打鍵だと力みで打鍵速度をコントロールする他なく、ものすごく疲れます

リズムキープも力みがあるせいでしづらく、判定がブレやすいように思います


何よりこの打鍵だと前腕や手の甲、手首にかかる負担が大きく、腱鞘炎になるリスクが高いです

僕自身右手小指が腱断裂したのも腱鞘炎になりがちだったのもここに起因する部分が大きかったからなんじゃないかな と思っています


前腕や手首のスナップに頼ることそれ自体は悪いことではないしガチ押しには適している打鍵だとは思いますが、
それしか出来ない となると怪我のリスクも上がる上にスコアが伸び悩む ということが起こりかねないだろうな と考えています



・力を入れるのは前腕ではなく二の腕、脇の下


腕の振り下ろしに頼る打鍵に限界があることや実際に怪我をしたことを省みて、脱力のやり方を色々模索していく中で

疲労度が格段に落ちてスコアにも良い影響があった筋肉の使い方に気付きました


それは、脇を締める、前腕ではなく二の腕に力を入れて打鍵することです


なるべく前腕を振り下ろさずに脇を締めて手首の位置を固定してコンパクトに打鍵する

これを実践し始めてから特に16分のリズムキープが格段にしやすくなり、またプレー後に腕が熱張ることも少なくなりました


パッと見あまり筋肉がない、腕が太くないような方でもものすごく高いスコアを出せるのはもしかしたらここにその理由があるのかもしれない と思います


友人に聞いた話ですが、二の腕や脇の下の筋肉はピアノを弾く際に必要になる筋肉だそうで
ピアノを弾いていた方なら筋肉の使い方をイメージしやすいかもしれません

(余談ですがグランドピアノの鍵盤はIIDXのデフォルトの100/100の鍵盤より体感ずーっと重いらしいです ピアニスト凄い…)




IIDXをプレーしていて疲れやすい という方は一度腕のどの部分に力が入っているか を確認してみても良いのかもしれません

長くプレーを続けるにはなるべく怪我のリスクを抑えることも大事なので、僕個人としては前腕ではなく二の腕や脇の下に力を入れてリラックスした打鍵をオススメしたいです


終わります