結果や目標に拘ることの罠
IIDX三日前にやって一週間空けよう!って思ってたんですが
どうにも我慢が効かなくてまた新筐体を触りに行きました
数回やっただけで腕がパンパンになってしまったのでやっぱり押し方がまだ上手くいかないな という感覚でした
16分乱打を押している感覚がなくてただ鍵盤撫でてるだけに感じるあたり多分筋肉が足りてないのかなと思います
サラダチキンでも食べて筋繊維太くしたいですね
今日はIIDXをやる上でのメンタル面の話をします
・結果や目標に拘ることの罠
IIDXをプレーする上で皆伝取得や☆12全白や高いスコアを出すことといった目標を持つことは自分自身が成長していく上で非常に大切なことです
自分が理想とするプレーヤーやライバルプレーヤーを目標として日々プレーに励むのも良いことでしょう
目標を持ってプレーを重ね、努力が結び付いたときの達成感や満足感はひとしおだと思います
モチベーションを維持していく上でも目標を持つことは大事なことだと思います
しかし、目標や結果を出すことに拘りすぎることには弊害があります
目標に向かって成長し続けられている間はモチベーションも高く維持出来るでしょう
ですが、いつまでも好調をキープ出来るとは限りません ほぼ必ずといっていいほど不調な時期というのは訪れます
そこで思うように結果が出ないと、モチベーションは下落し、次第に苛立ちが募り、プレーが楽しくなくなります
目標に拘りすぎるあまり、結果が出ない時期が続くとIIDXというゲーム自体が楽しいものではなく苦しいものに変わってしまいうる という弊害です
また、仮に成長があったとしても立てた目標が高すぎる場合やライバルプレーヤーとの比較で遠く及ばないような場合は折角結果を出しているのに成長した気がしなくて落ち込む ということも考えられます
実際には成長しているはずなのに自分自身でその成長を否定してしまうのは非常に悲しいことだと思います
モチベーションを高く維持するための目標や理想、ライバルを意識し過ぎることが逆にモチベーションを削ぎ落としてしまう というのはやはり本末転倒です
これらの目標や結果に拘ることの弊害は、僕自身が実際に経験したことです
キャノンボーラー~ルーテージの時期、自分のライバルプレーヤーや身近な他の上手なプレーヤーを目標とし、プレーに励んでいましたがその差はなかなか埋まらず、次第に自分自身の成長が実感できなくなっていきました
自分自身で成長を否定し認めてあげられなかったことが何より惨めで情けなく感じました
結果が出ない、苦しい、でもIIDXをやらなきゃ下手になる
そんなことをずっと考えながらプレーするうちに次第にメンタル不調に陥っていきました
自分自身のプレーに対する不満で機嫌を損ね、友人の気分を害したこともありました
今考えるとあまりに幼稚で恥ずかしいことだと思います
自分自身が満足出来るような結果を出すようなプレーに拘り続けたあまり、楽しいはずのIIDXを自ら苦しいものにしてしまったのです
・小さい成長でも自分自身を認めてあげることの重要性
そういった自らの失敗の反省から、僕は一つの考え方を実践しています
それは、「仮にスコア1点でも伸びれば、BPひとつでも減れば、一回こっきりでもランプを更新出来れば、間違いなく自分は成長している」と自分自身を認めてあげることです
ライバルとの比較で、或いは自分の目標との比較でまだまだ至らない部分はある
そういう考えは勿論あるとは思います
たかがスコア1点、BP1減っただけ、乱当たりのまぐれランプ たまたま乱の配置が良かっただけ
そういう考えもよくわかります
でも、自分自身で成長を認めてあげられなくて誰が成長を認めてくれるのでしょうか
まず自分自身でたとえ些細な成長でも間違いなく過去の自分よりは上達している と認め、素直に喜べばメンタル面は悪い方向には向かわないはずです
この考え方を実践するようになってからメンタル面での不調に陥ることはなくなりました
まぐれだろうと何だろうと折角自分が頑張って出した結果なのですから、まずは自分自身で喜んであげるのが良いんじゃないかな と考えています
自分のご機嫌を自分自身でとってあげることがこのゲームを楽しく上達するためのコツ なのかもしれませんね
当たり前じゃん って言われそうな話かもしれませんが
終わります