雑考録

IIDXその他に関する云々

過去のプレーの反省点

IIDXのお話です

つらつら五個も記事作って自分の昔話してきたんで

自分自身これまでのプレーでこれやっとけば良かったなあって後悔したこととか逆にこれはやっといて良かったなあって思ったことを書いていきます


何かしらのヒントになれば幸いです



○やっとけば良かったこと


・最低限スコアAは乗せる心がけ、およびそれを意識したプレー


これはスコアを狙い出してから本当に後悔したことです

スコアを狙い出すまでは本当にスコアBとかCとかがザラで八分同時主体のスコア出やすい譜面ですら散々でした

これは完全に自分自身がスコアを軽視してクリアランプの更新(それもイージーランプ)ばかりを意識して自分の出来るか出来ないかラインの譜面ばかりをしていたせいだと思っています


これをやることの弊害がとにかくノーツを拾うことだけに意識がいって早入りやあんみつを無意識にしてしまうことだと思います
事実この練習をしていた頃はFast/Slow比が圧倒的にFast寄りでした

無理矢理認識しきれない、或いは指の追い付かない譜面を早入りしてGOODを出し続けるとハードゲージやエクハゲージで回復出来ず、ジリ貧になります
自分自身、ハード埋めで最初に詰まったのはこういう理由もありました
必ずしもスコア狙いとクリア狙いのプレーが別個であるわけではなく、最低限黄グレを出す意識をしないとハード埋めやエクハ埋めでほぼ間違いなく詰まります


今になって言えることですが、きちんと正しい認識をして正しい押し方をすれば大概の譜面は最低限スコアAは乗ると思います
出ない譜面は自分自身の認識力ないし打鍵力が追い付いていない証拠だと思っています

自分自身はここを見落としており、認識力や打鍵力が追い付いていないにも関わらず上の難易度に挑戦ばかり続け、精度が置き去りになってしまったのです


今やってても思いますが、高段位になればなるほど軽視しがちな☆8や☆9には思わぬ良譜面がたくさんあります
しかし六段~十段まで、自分はそこに目を向けず、結果としてどの難易度でも壊滅的なスコアしか出せませんでした
最低限スコアAが出せる難易度がどこであるかを見極め、そこから下地作りをすべきだったと今でも大いに後悔しています



・苦手意識の克服(特にお皿と速度変化)


これは皆伝を狙い出した頃に痛感しました

お皿も速度変化も地力を上げる目的であれば完全スルーでもどうにでもなります
鍵盤物量を捌くのに連皿を正確に枚数把握して回す力や速度変化で目線を下げる力は不要です


しかし皆伝を取る という目的であれば避けて通ることは出来ません

灼熱は言わずもがなお皿がある程度は出来なければ振るい落とされますし、冥に至ってはギアチェン不可能な難解な速度変化を凌がなければなりません
(冥でもギアチェンする猛者が居るという話をどこかで聞きましたが、まあ地力が有り余ってる人じゃなきゃ無理だと思うので…)


僕自身、特に速度変化の対策に四苦八苦しました

四段のエラノス(H)以降、皆伝の冥まで速度変化する曲がほぼ皆無であり速度変化と向き合う機会がほぼなかったのと意図的に速度変化する譜面は敬遠していたのが何よりも大きな理由でしょう

練習してないことは出来ません 絶対に


後々になって苦手分野で詰まって一から立ち戻って練習するのはなかなかメンタル的に厳しいものがあります

なるべく苦手意識を作らないよう、まんべんなく色んな曲を難易度問わず埋めていくべきだったな と後悔しています

(理想は勿論フォルダ全埋めですがまあ曲数も膨大なので金銭面や時間面で苦しいと思います フォルダ埋めは☆10以降に絞っても良いかも…)



○やってて良かったなあと思ったこと


・GOODを出さないような意識を持つこと


先程のひとつ目の反省点の後悔からの取り組みでしたが、これがスコア面・クリア面両方に効果的でした

スコア面においてはA以上のスコアがコンスタントに出せるようになり、クリア面ではハードゲージやエクハゲージの減少が減らせるようになり、気持ちに余裕が出来ました


光らせる力、意図的にピカグレを出す力はこれにプラスアルファで別に訓練が必要だと思いますが、最低限GOODを黄グレに抑える力は意識するだけでも付いてくると考えています

後々ピカグレを出す訓練の下地にもなるのでこれはやっておいて損はないと思っています


ある程度余裕をもってクリア出来る難易度から始めるとステップアップしやすいと思います


・BP一桁狙いのプレー(特に☆12)


シノバズに入ってから意識的に取り組んでいたことでしたが、これが自分の中ではかなり地力に繋がった取り組みだと思っています

丁度同時期に☆12のエクハ埋めも並行して実践していましたが、エクハ済みでも接続が難しそうな☆12下位くらいの譜面をBP一桁を狙うだけで十二分に集中力が養われました
たとえBP一桁の目標に達せずとも、そこに近づけただけで集中してプレー出来ていた という満足感がありました

☆12の曲数もそこそこ多かったため、たくさん狙えそうな曲があり飽きずに続けられたのも良かったことだと思います


何よりランプ更新やスコア更新並みの達成感がBPを減らすということでも得られたため、大きなモチベーションに繋がりました

事実このプレーを実践していたシノバズで地力が爆発的に伸びました
簡単めな譜面を誤魔化すことなく丁寧に押す力は間違いなくそれよりも難しい譜面に活きてくるはずです
☆12に限らず地力の上限が伸び悩んできたら地力の下限を引き上げる目的でこういうプレーをしてみても良いんじゃなかろうか と思います




人それぞれ個々に上手になるためのノウハウは多様にあると思います

正解は決して一つではありませんが、僕の経験から何かしら参考になることがあれば幸いです

終わります