雑考録

IIDXその他に関する云々

CSIIDXを専コンでやって気づいたこと

ゲームセンターへ行けずに自宅で過ごす日々が続いています きっとこれからも続くことでしょう



あれこれやることを探して過ごしているものの、やっぱりIIDXをやりたい気持ちは誤魔化しきれません

しかし現状入手可能なDAOコンは注文が殺到しており、いつ届くかも解らない状況下で買えずにいました


そうした中、先日自室を掃除していたところ

7年前に買ったきりでほぼ全く使っていなかったIIDXの専コンとCSDJTが出て来ました


買った当初は鍵盤ハマり防止加工や皿離し加工をしてまで頑張る気満々でいたのですが、
いざプレーしてみてACと感覚が全く違ったのがすごく気になって結局すぐにやらなくなり、放置されっぱなしだったのを思い出しました


DAOコンもない状況だけどとにかく鍵盤が叩きたい、皿を回したい

そんな思いですぐさまPS2を起動し、問題なく動作することを確認してからプレーし始めると、

ACとの感覚の違いこそあれ、以前ほど違和感を覚えることなく快適にプレーすることが出来ました


三週間ぶりにIIDXが出来て心から満足しました



非常に前置きが長くなってしまいましたが、今回は専コンでやるCSIIDXを通して気づいたことを書いていきます



・キーストロークの話


一般的なハマり防止加工をした専コンは、ACやDAOコンのスイッチタイプのボタンと比べるとキーストロークがかなり浅くなる と思います

キーストロークが浅いため、ACと同じ感覚で押し込む手応えを感じることが出来ません


このキーストロークの浅さで個人的にネックだと感じたのが、八分同時譜面や所謂ガチ押し譜面がACと同じ感覚で押せない点でした

八分同時や三連符等のガチ押し譜面は、個人的には前腕筋を使って腕を振り下ろすタイプの押し方になる と考えています


ACの鍵盤だと腕押しするとしっかり押し込めている感覚があり、カチカチとスイッチ音が鳴ることもあって八分でしっかりリズムが刻めている手応えを感じることが出来ますが、

CSで同じ押し方をすると、正直押せているのか押せていないのか解らないような何とも言えない感覚で、ものすごく違和感がありました
(もしかしたらモニターの遅延の影響もあったかもしれませんが…)


逆にこのキーストロークの浅さが活きたな と思えることもありました

それは、ACの鍵盤と比べて脱力押しがかなりしやすかった点でした


キーストロークが浅い分、必要最小限の力で鍵盤が反応してくれるので、ACと比べると省エネ打鍵が出来たように思います

モニターや環境の違いこそあれ、16分や24分についてはACとほぼ遜色ないレベルで押せており、またプレー後の疲労感もACと比べるとかなり小さいように感じました


以上を踏まえると、専コンは発狂や長い16分を指の力だけで脱力して押す訓練にはかなり向くんじゃなかろうか と思っています


・判定の話


ここに関しては正直どう頑張っても現行ACとは乖離している部分があるとしか言えないと思います
(プレーしたことはありませんが環境がACに近しいインフィニタスでも遅延はあるらしいですね…)

判定調整ありきでも遅延を完全に克服することは出来ませんでした

個人的には先述した八分同時譜面で特に顕著に遅延が発生していたように感じます


ただ、ACと判定が違うからACにはCSの練習は活きない とは言えない部分もあると思います


CS主体で上手になったプレーヤーの方の受け売りでもあるのですが、

CSで身に付く力は「判定を掴みにいく力」だそうです


言い方を変えればCSやACでの筐体毎の判定に判定調整機能だけに頼らずに自分自身をアジャストしていく力が身に付いていく ということです
(勿論遅延の酷いモニターなら判定調整は必須ですが…)


CSでもACでもそこまで違和感なくスコアが出せる人は、おそらくこの力が成熟しているからこそなんじゃなかろうか と思います


・環境の話


立ち環境をガッツリ整える人や座り環境でやる人などプレー環境は千差万別だと思いますが

個人的に鍵盤と腕の位置がACに近い位置に調整出来ると比較的違和感なく快適にプレー出来るようになる と考えています


勿論立ち環境を整えるのがベストではあるのですが、座り環境でも工夫次第では違和感を克服出来る と思います


地べた座りや座布団の上でプレーするのだと腕の位置がコントローラと水平に近くなったり、或いはコントローラの位置が通常より低くなったりすると思うので

やや低めのレジャー用の椅子に座ってちゃぶ台くらいの高さの机にコントローラを置いてプレーするのが個人的にはACと打鍵感覚が近い ように感じました

腕をコントローラの位置よりやや高めにするのがミソです


もっと良い座り環境もあるとは思うのであくまで参考程度ですが…



7年前、IIDXを始めたての頃ACとの感覚の違いが嫌になりすぐにやめてしまったCSが
今になってこんなに楽しめるようになるとは考えもしませんでした


もう暫くは退屈せずに過ごせそうです


とはいえゲームセンターでIIDXやりたい気持ちも否定しきれませんが…



終わります

避けた方が良い思考習慣

まるっと二ヶ月くらい更新出来てませんでした


この二ヶ月でクルマの購入を決めて契約結んできたり行き付けのゲームセンターが休業を余儀なくされたり折角購入を決めたクルマの納車が工場休業に伴っていつになるか解らなくなったり色々あり

記事にするような内容を考える間もなく過ぎていってしまってました


今はゲームセンターに行けないので家でアマプラでアニメをひたすら観たり3DSのメガテンDSJに没頭したりしています


早くゲームセンターに行けるようになって以前通りの生活が出来るようになることを祈るばかりです



見通しが立たない状況ゆえ家庭用ないしBMSの環境整備も考えましたが

コントローラを注文してもいつ届くか全く解らない状況で購入するかどうか足踏みし続けています


中古で買った方が良いのかなあ…



前置きが長くなりましたが前回に引き続きIIDXにおけるメンタル面の話をしたいと思います



◎あまり推奨できないプレーに対する姿勢


IIDXをプレーするに当たってモチベーション管理の妨げになった と僕自身が実感した思考習慣について書いていきます


・過度なストイック思考


上達するにはストイックに自分を追い込んで練習していくのも勿論大事ですが

それが行き過ぎると自分自身を苦しめることになります

「この曲がハード出来てるんだから要求地力が下のこの曲はハード出来なければならない」
「前作鳥乗ってたんだから今作も当然鳥乗せなければならない」
「アクティヴのスコアがだいたいこのラインだからそこには達していないといけない」

こういった「出来て当然」「~せねばならない」という考え方でいると、実際に目標が達成できなかった時の落胆がものすごく大きいです


前作自己ベやアクティヴのスコア・クリアランプを目安にするのは目標として解りやすいのですが、

それを必ず超えねばならない目標として定めてしまうと余計に辛くなる可能性もあるので僕自身はあんまり良くないのかなあ と考えています


・地力の上限/下限を見誤った闇雲なプレー


もしかしたら以前にも少しだけ書いたかもしれませんが、地力には上限と下限があると考えています

自分自身のポテンシャルを最大限に引き出した状態で点けたクリアランプや叩き出したスコアで、再現や更新が難しいものが丁度地力の上限であり

逆にコンディションが悪くても安定して点けられるクリアランプや安定して出せるスコアで、十中八九再現が可能なものが地力の下限にあたります


「地力を伸ばす」という行為自体が「地力の下限の底上げをする」ことと「地力の上限を伸ばしていく」ことの二つの意味を含んでおり、
それぞれ伸ばし方が異なります

前者は安定してクリア出来る曲やスコアが安定する曲のBPを減らすことやスコアを詰めることで伸びていき、
後者は自分が出来るか出来ないかラインの曲をやりこむことで伸びていきます

時には地力の底上げの取り組みが地力の上限を伸ばす方向に活きたり、逆に地力の上限を上げることが地力の底上げに繋がったりします


こういった自分自身の地力の上限/下限を把握せずに高い目標を立て、闇雲にプレーしてもなかなか結果に繋がらず、心が折れてしまうと思います

自分自身の地力が今どのラインなのかを正しく把握することはやはり大事でしょう

解らない場合は上手な人に見てもらうのも良いと思います


・諦めの悪さ、往生際の悪さ


もう少しでクリアランプが更新出来そうだった、スコアが伸びそうだった という時に

その曲に固執してなんとかしてケリをつけたい

という気持ちになるのは痛いほど解ります


そういう時ほどどんどん泥沼に嵌まっていってしまって挙げ句の果てに負け癖をつけて帰ってきてしまう ということを僕は何度も経験しました


二度や三度くらいリトライするくらいなら全然問題ないと思いますが過度に深追いするのは正直オススメしません

日を改めてやると案外アッサリ更新出来たりすることも往々にしてあります


今日はそういう巡り合わせだ とスパッと撤退することもメンタルを維持する上では大事なことじゃなかろうか と思います




つらつらと自分自身の失敗談も交え書きましたが、


何よりメンタル維持に一番大事なことは「クリアランプであれBPであれスコアであれ、新しく出来たことは自分自身で素直に喜んであげる」ということだと思っています


何かしら参考になれば幸いです


終わります

モチモチのモチベーション

先日KACの決勝を観にJAEPOまで行ってました


現地での観戦はこれで四年目でしたが、やっぱりトップランカー同士の戦いを生で観るのは変わらず刺激的で非常に興奮しました


日帰りですごい人数の中での観戦は疲れましたが、現地まで観に行って本当に良かったな と思います


可能であれば来年も行きたいと考えています



今日はIIDXのメンタル面に関わる話をします



・寄り道的な目標を立てる意味


おそらくIIDXをプレーする人たちの多くはクリアランプやスコアにおいて自分自身で目標を立てていると思います


皆伝合格や☆12全白、AAA狙い、ライバルトップ狙いなど人によって目標は様々でしょう


そういった目標を立てるときに、僕は何かしら主たる目標以外に寄り道的な目標、サブターゲットも一緒に立てておくとモチベーションを保ちやすくなるんじゃなかろうか と考えています


クリアランプの更新を狙った目標を立てる人はそれと別にスコア面での目標を立ててみたり、

逆にスコア面での目標を立てる人はBPを減らす目標やフルコン埋めといった目標を別に立てておくと、

主たる目標の取り組みがうまくいかない日もサブターゲットの達成が自分自身のモチベーションの維持に貢献してくれるんじゃなかろうか と思います



クリア面での目標の場合はどうしてもスコアを疎かにしがちに、逆にスコア面での目標の場合はどうしても光らせる意識ばかりでBPが嵩んでしまいがちになることが想定されるので、

その穴埋めのためのサブターゲットを立てる という考え方です


また、メインターゲット達成のための練習が捗らないときにスコアを狙ってみよう BP減らすプレーをしよう フルコンを狙ってみよう と普段と違う練習をすると

これが良い刺激になり、思わぬ部分で自分自身の成長を実感できたりすることもあります



メインターゲットのための取り組みがうまくいかないと、どうしても気分が落ち込んでしまい、モチベーションの維持が難しくなることもあると思うので

そういった時はメインターゲットを一旦忘れて気分転換がてらサブターゲットに集中してみても良いのかな と考えています



・どうしても何も成長が実感出来ないとき


寄り道的な目標を立てることをオススメする と書きましたが、

正直本当に何をやっても泣かず飛ばず という日もあると思います


そういう日は巡り合わせが悪かったと思ってIIDXから離れて別のことをやってみた方が良いのかな と思います


別のゲームをやる、本を読む、絵や文章を書く、好きなものをたくさん食べる、身体を鍛える、友人と会っておしゃべりする、アニメや映画を観る、飲酒してひっくり返って寝る…

何にしても自分自身のメンタル状態をクリアにするのが一番大事だと思います


IIDXは思っている以上にメンタル面のコンディションが結果に反映されるゲームだと考えているので…

メンタルをリセットして日を改めてやれば出来なかったこともあっさり出来ることが往々にしてあるので、不調なときは潔くスパッと切り上げるのがやっぱり良いと思います


僕自身は何やってもだめな日はアニメを観たり好きなお酒を飲むことが多いです




全く関係のない話ですが、僕自身がこれまで観たアニメで特に面白かったのは

カイバ
昭和元禄落語心中
ジョーカーゲーム
空中ブランコ

あたりです


IIDXが捗らないときにでも観てみて下さい



話が脇道に逸れましたが終わります

意図的なあんみつや早入りの問題点

先日滋賀県のコミック広場甲西店に知り合いの方に連れていってもらいました


音楽ゲームが置いてあることで有名なネットカフェで、前々から行きたいと思っていた場所だったので都合良く行けて幸運だったと思います



ネットカフェなので入場料が必要ですが、音響やメンテといった環境面は本当に文句なしで良かったです

非常に快適にプレーできる環境で、普通に通いたいと思えるくらいのレベルのお店でした

また近々行きたいな と思っています



余談になりますが、コミ広からちょっと離れたところにあるみくりやうどん というお店でお昼を食べたのですが、
このお店のカレーうどんが抜群に美味しかったです

クルマでコミ広まで行かれる方は一度行ってみることをオススメしたいです




今日はIIDXにおいてクリアするのに特化した技術の話をします



・早入り、あんみつの話


クリアゲージを残すための技術として、早入りやあんみつといった技術があります


早入りは意図的に光るタイミングより早いタイミングでノーツを拾ってコンボを繋げる技術、あんみつは交互押し、すなわちトリルやズレ押しを同時押しとして処理してコンボを繋ぐ技術です

どちらもフルコンボや特定の接続難な配置を繋ぐのを狙うのにはかなり有効な技術だと言えるでしょう


判定を犠牲にするため、スコアは大幅に落ちるという側面もありますが、ハナからクリアゲージを残すのが目的であればここは気にしないところだと思います



僕自身、あんみつや早入りを駆使してエクハランプやフルコンランプを増やしていた時期がありましたが、今は意図的なあんみつや早入りは自分の中で禁止してプレーしています


というのも、このクリアゲージを残すのに特化した技術はスコアが落ちる以外にも難点があることに気づいたためです



・認識力や打鍵力が未熟なうちのあんみつ、早入りの問題点


認識力や打鍵力が未熟なうちからトリルをあんみつしたり、Fastに著しく寄った打鍵を続けていると、

次第に認識そのものをサボるようになったり正しいリズムで打鍵できないまま間違ったリズムを身体が覚えてしまう

ということが起きかねないと思います



地力が十分についていないうちからこういったクリアゲージを残すことに特化したプレーを続けていると、

認識し切れないノーツまで無理矢理あんみつで拾おうとしたり、リズムがズレているのにそのままノーツを拾おうとする といったことが無意識で起こりうるんじゃなかろうか と考えています

また、押しづらいトリルが降ってくると認識せず思考停止して同時押しで処理してしまう ということも起こり得ます


すなわち、見える箇所だけをしっかり認識して打鍵する のではなく、
見えてなくてもとにかく手をワシャワシャと動かしてゲージを残す 方に無意識下でシフトしていくんじゃなかろうかと思います



ある程度の難易度までイージーランプを埋めるのであればこれでも大丈夫なのかもしれませんが、

ハードランプ埋めや☆12のべらぼうに密度が高い譜面を埋めようと思ったときにこのやり方だといずれ限界が訪れるじゃないか と思います


前にも書きましたが、ハードゲージはGREAT未満だとゲージが回復しない仕様になっています

いくらコンボを繋げようと、空押しPOORやGOODを連発しているとゲージはジリ貧になり、維持すら困難になると思います


僕自身の経験上、適正以上の譜面をイージーランプで埋めようとするとこの傾向がかなり顕著に出る気がするので

出来るか出来ないかラインの譜面ばかりをやるのはやっぱり良くないのかな と考えています



・スコア面での弊害


早入りやあんみつはスコアを犠牲にする技術なので、十分に光らせる力や認識力がないままこれを続けるのが習慣化すると、低難易度の譜面すら光らせる方法が身に付かなくなります


現にクリアランプ埋めばかりを重視していた自分は光らせる力が身に付かないまま長年過ごしてきたため、今でも☆10未満の譜面ですらAAAを乗せるのに大いに悪戦苦闘しています


もうこの先スコアは一切気にしない というのであれば必要ない話かもしれませんが、

将来的に高いスコアを出せるようになりたい、AAAをしっかり乗せられるようになりたいと考えるのであれば認識力が未熟なうちからクリアゲージを残すのに特化した技術には手を出さない方が良いのかな と考えています




あんみつも早入りも
“譜面がしっかり認識できているのであれば”
有効な技術ですが、

そこが未熟なうちから頼ってしまうと後々苦労することになると思います


まずは見えている箇所だけをしっかり認識して押す というところを基礎にしていくと良いのかな と思っています



何かしら参考になれば幸いです


終わります

光らせる力の話

長らく何か記事を書こう書こうと考えていたものの、言語化が上手く出来なくて暫く更新がとどこおっていました


今回はスコアを出す力について思うところがあったので、書いていきます




・自分自身のスコアの話


まず、僕自身がどれくらいのスコアを出す段階にあるのか という話です


☆10のAAAが100個くらい、☆11のAAAは50個にも満たないくらい、☆12のAAAはわずか数曲で☆12の曲の七割以上はAAは乗せている といった感じです


皆伝平均との比較で言うと、

☆11未満では僅か数曲しか皆伝平均を超えていないものの、☆12では100曲以上皆伝平均を超えている といった感じです


前作のアリーナモードでは、

☆12の曲はそこそこの勝率を収めていましたが、☆11未満の曲を投げられると途端に最下位ということが往々にしてありました


僕自身が思うに、ノーツを黄グレに抑えて拾いきる能力でなけなしのスコア力を無理矢理補完している というのが今の状況じゃなかろうか と考えています

また、平均的な皆伝のもつ光らせる力と比較すると著しく光らせる力に乏しい と言えると思います



・光らせる力はどの段階から必要か


僕自身の経験からの考えですが、ぶっちゃけスコアAAまでなら光らせる力がなくとも極論ノーツを拾いきる力だけで乗ってしまうんじゃなかろうか と思います


☆12の七割以上の曲でスコアがAA乗せられているにも関わらず☆11未満ではAAA乗っている曲が少なすぎる自分自身の現状から考えて、

意図的にピカグレを出す力というのはAA乗せるまでならそこまで要らないんじゃなかろうか と考えています



では、光らせる力、つまり意図的にピカグレを出し続ける力 というのが必要になる場面はどこなのかというと、

スコアAAAを乗せる、或いはAAAより先を目指す という場面だと思います


これは高難易度低難易度問わず言えることだと思います

☆12の発狂がAA乗ろうとも光らせる力なくして☆11未満のスコアがいきなりAAA以上になることは正直ないと思います


スコアAAA以上を目指そう と思って初めてピカグレを出し続ける力というものの重要性に気づくんじゃなかろうか と考えています



・クリア地力があれば勝手にスコア地力も上がるのか


これに関しては、正直どれだけクリア地力が高かろうとスコア地力養成には別に訓練が必要だと考えています


度々言っていることですが、練習していないことは出来ません 絶対に

☆12で皆伝平均超えでそこそこのスコアが出ようと☆11未満だとからきしAAAすら乗っていない自分自身の現状から鑑みて言えることです


下の難易度から地道に練習してクリア地力を養ってきたのと同様、スコア地力も下の難易度から地道に練習していくしかないと思います



・どの段階から詰めるのが良いのか


これは☆12でも全体的に高水準のスコアを出している(と僕が考えている)友人の受け売りなんですが、

☆12でスコアを出したいなら☆11でしっかりスコアを出しきる力が必要
☆11でスコアを出したいなら☆10でしっかりスコアを出しきる力が必要
☆10でスコアを出したいなら☆9でしっかりスコアを出しきる力が必要
それ未満を詰めるのは単発の世界なのであんまり上の難易度には活きてこない

とのことでした


したがって長い目で見て高難易度でもスコアを出したいと考えているのであれば、☆9の曲からしっかり基礎を詰める必要があるのかな と思います


僕自身前作で☆9の色々な曲をまずは頑張ってAAA乗せようと取り組みましたが、ある程度は光らせる力に活きてきたと実感しています


クリア一辺倒でこれまで取り組んできた人にとって下の難易度に立ち返るのは正直やりたくないことかもしれませんが、やはり練習していないことは出来ないので基礎に立ち返るのが長い目で見ても大事なことなんじゃないかな と考えています



スコアを出す力が微塵もない人間がスコアを出す力について語るという滑稽な話でしたが、何かしら参考になれば幸いです


終わります

練習におけるBPの目安について

前回の記事があまりに適当すぎたので今回はちゃんとした内容のある体の文章にします


IIDXのBP(ミスカウント)の話です
BPがいくつくらいからこの曲はどんな練習をするのに適しているのかな とか クリアランプを狙う目安がどれくらいかな という内容について僕自身の意見を書きます


あくまで僕の体感なので参考程度に…



・BPが150をオーバーしてしまうような曲


正直見切れてない上に打鍵も全然追い付いていないと思うんで、練習に使うには時期尚早だと思います


個人的には触るのすら苦痛になるような難易度の曲ばかりになると思うんであんまり触らない方が良いと思ってます

どうしてもランプを付けたい とかであればやっても全然良いと思いますが他の曲でしっかり認識力とか打鍵力養ってからの方が近道じゃないかなあ と考えています

案外もっと簡単な譜面をしっかり詰めて再度やれば一気にBPが減ったりするので…

(FAXXみたいなあまりに唯一性が強すぎる譜面はやり込むしかないのかもしれませんが…)



・BP150~BP100くらいの曲


ある程度は見える、でもリズムが掴めない とか 密度が高くて適当に押してしまう って曲がこの辺に該当するんじゃないかな と思います
譜面が見えるか見えないかラインの曲ですね

イージーランプを狙うのに適してるのが多分ここら辺の曲になると考えています


認識力を鍛えるのにある程度貢献してくれると思いますが、認識も打鍵も中途半端でしかないのは否めないので、ここら辺の曲ばかりやっているとどんどん適当に押す癖がついてしまいます

自分自身もここら辺の曲ばかりをやりすぎたせいで後々苦労した身なので、あんまりやりすぎても良くないな と考えています

見える箇所を増やす練習 に使うと良いと思います



・BP100~60くらいの曲


譜面がある程度はしっかり認識出来て、打鍵もぐちゃぐちゃにならないくらいの難易度帯の曲が該当すると思います

(ラストが極端に難しい曲は例外ですが)イージーがそこそこ安定して出来て、曲によってはハード出来るくらい の目安になると思います


認識面でも打鍵面でもここの難易度帯をやり込むのが地力の上限を上げていくのに適していると思います

見える箇所を増やしつつ、ある程度丁寧に押す練習に使えると思います

この辺の曲をしっかりやり込んで行くのがおそらく短期的には一番地力にコミットしていくのかな と考えています



・BP60~BP40くらいの曲


大方譜面が認識できて、打鍵リズムもぐちゃぐちゃにならずにかなりの程度きちんと押せるくらいの難易度帯の曲が該当すると思います

これくらいのBPで大方の曲がハード出来るんじゃないかな と考えています
勿論例外もありますが…


ハードランプをガンガン狙えるくらいの難易度帯ですが、ハードしてからもここら辺の曲をやっておくと地力の上限下限ともに伸びていくと思います

新規でイージーランプが付かないな というときや地力上げるのに行き詰まったな というときにここら辺を詰めるのも良いかもしれません

適当押しをせずに丁寧に押す練習に使えると思います



・BP40~BP10くらいの曲


ほぼ譜面をしっかり認識できて打鍵できるくらいの難易度帯の曲が該当すると思います

ハードクリアがかなりの程度安定してエクハランプを狙う目安になるのがだいたいこれくらいかな と思います


ここら辺をやり込むのは地力の上限を上げるよりむしろ丁寧にノーツを拾う力を養うのにかなり役立ってくれると思います

丁寧に押す力が身に付くと、見えるけど押せない箇所が減って結果的に上の難易度帯の曲をやるときにコミットしてくれると考えています

ハードしたからおしまい、エクハしたからおしまい ではなくランプを付けてからもBPを意識して練習していくと長い目で見て成長に繋がったりします

集中力と打鍵の正確さを養う練習に使えると思います




私見ですがこんな感じに考えています

個人的に一番地力にコミットしていくのがBP100~40くらいの曲を一曲に固執せずにまんべんなくやることだと思います


自分自身の経験ですが、BP100を超える曲ばかりをやっていたのは後々になってかなり苦労する原因になりました

見える箇所を増やすのだけが地力の向上に繋がるわけではないので、バランス良く地力の上限下限両方を伸ばしていくのが理想じゃなかろうか と思います


雑な意見ですが何かしら参考になれば幸いです


終わります

近況の話

明けましておめでとうございます



今日は特に内容らしい内容もない近況の話をします


・右手の話


治療自体は順調に進んでいるようです

以前は痛みを感じた箸を握る動きやペンを握る動きが痛みなく出来るようになって日常生活への支障もほぼなくなりました


ただまだ腱断裂したと思われる部分は腫れたままなのでまだ完治したわけではなさそうです

また、小指だけを外側に反らすような独立性が必要な動きはやっぱり出来ません 腱が切れているので


悪化しないように引き続き用心したいと思います



IIDXの話


週二ペースくらいでマイペースに続けています


50/50でやると腱断裂した箇所が悪化しそうな気がして怖いので25/25で脱力意識でプレーしています

長時間プレーするとまた痛みそうなので以前よりはたくさんプレー出来なくなりましたがプレー自体は比較的何の支障もなく出来ています


上達を目指すような高負荷のプレーやアクティブとスコアやクリアランプで張り合うことはもうほぼ諦めていますがそれでもプレーを続けられるだけ幸福だろうな と思います


ある意味目標に縛られていた状態から解放されたのかもしれないな という気持ちもあります

奇しくも怪我がキッカケになったわけですが



・年末年始の話


年始から泊まりで仕事でした

例年より忙しくたぶんここ2、3年で一番疲弊した年始だったと思います


思えば大学一回から年末年始はずーっとバイトで就職してからも仕事だったのでここ8年くらい大晦日+三が日が休みだったことは一度もなかったな と

年末年始=お休みって実感がまああんまりありません



実家の近所の神社に初詣に行きました

おみくじは大吉でした

去年腱断裂したんでその分の厄を帳消しにするための福だと思っています



今年の抱負は自動車を買うことです



IIDXの話抜きだと本当に話題が思い付きませんね


終わります